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オーストラリア永住ビザ新制度TheModelについて

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2011年5月27日 オーストラリア永住ビザの新制度!The Model について

オーストラリア永住ビザの新しい制度

オーストラリア政府は、永住ビザ制度の新規定を発表しました。以下の情報は今回発表されましたExpression of Interest(関心表明)に基づく申請と政府からの招聘という新しい制度についての概要になります。尚、この制度は現在初期段階であり、大枠については決定していますが、細かい規定については変更となる可能性があります。

 

技術系永住ビザの新規定 The Skilled Migrant Selection Model(Model)

オーストラリア政府はオーストラリアが求めている熟練した移住者を選定する方法として大きな改正を決定しました。これがSkilled Migrant Selection Model(Model)です。 Modelは過去3年間の移住者データを分析し、より必要な場所へ熟練した海外からの技術者を移住させることが可能になると期待されています。

Modelは2段階審査の過程に基づくオンラインシステムになる予定です。 今後の移民希望者は、最初に、オンラインEOIを通して関心表明し、次に、政府により招聘された場合のみビザ申請へと進むことができるようになります。これは現在の状況からの著しい変更になります。

 

Modelの実施時期

Modelは、2012年7月1日に始まるように提案されています。一般技術独立ビザや、州政府のスポンサーシップを得て申請する方々は、EOIの申請が必要となり、政府から招聘されなければビザ申請ができなくなります。最初の招聘が実施されるのは2013年1月を予定しています。(2012年2月8日時点でサブクラス485の申請者又は保持者は2012年末までは現行の規定が利用できます)

対象となるビザカテゴリーは以下の通りです。

Skilled – Independent (Migrant) subclass 175
Skilled – Sponsored (Migrant) subclass 176
Skilled – Independent (Residence) subclass 885
Skilled – Sponsored (Residence) subclass 886
Skilled – Regional Sponsored (Provisional) subclass 475
Skilled – Regional Sponsored (Provisional) subclass 487

これらのビザを申請するためには、EOIの申請が必須となります。

尚、全ての永住ビザ申請者がこのEOIを必要としている訳ではなく、ポイントテスト制度を利用している技術系永住ビザのみが対象であり、雇用主がスポンサーになる永住ビザや事業、投資系永住ビザ、家族系永住ビザなどはこれまで通り申請が可能です。

 

EOI申請 ビザカテゴリー別

Independent
Family-Sponsored
就労457 Employer
Sponsored
State/Territory Sponsored Regional
Sponsored
EOI必要 EOI不要 EOI不要 EOI必要 EOI必要

 

ステージ1
上記ビザカテゴリーでの申請を希望する方は、オンラインEOIフォームを通して関心表明を行ないます。ここで提出された情報は、移民局のデータベースに保管され、セレクションを待つことになります。

ステージ2
セレクションにより選択された申請者は、ビザ申請書を提出し、これまで通り永住ビザ審査が開始されます。

 

Modelで保管される期間は?
一般にEOIで登録されたデータは、登録後2年間は保管されることになります。

 

セレクションにより招聘されなかった場合は?
EOI登録から2年間、データは保管されますが、この間に招聘されなければデータは抹消されます。従って招聘されるために申請者の状況に変化があった場合には詳細のアップデートを行なうことが必要です。また、現地企業から仕事のオファーなどが得られることもあり、この場合には雇用主から直接連絡が来ることもあるようです。

 

セレクションの頻度は?
2013年1月に最初のセレクションを実施予定です。その後、定期的にセレクションは実施される予定です。

 

招聘後のビザ提出期限は?
EOIで招聘された方は、招聘状が届いてから2ヶ月以内にビザ申請書類を提出しなければなりません。万が一、この期限までに書類を提出できなければ招聘状は無効となります。

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