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ETA(電子渡航認証)、訪問者ビザ、学生ビザ、ワーキングホリデー、就労ビザ、パートナー・家族ビザ、永住ビザなど、オーストラリアの主なビザをわかりやすくご紹介します。

更新日:2026年10月23日 / 監修:高橋 克哉(株式会社ビューグラント 代表取締役)

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1.ETA(電子渡航認証/subclass 601)と短期の出張

日本のパスポートをお持ちの方が、観光・家族や知人の訪問・報酬を伴わない短期の商用でオーストラリアへ行く場合に必要な電子ビザです。以前の名前からETAS(イータス)とも呼ばれます。現在はオーストラリア政府の公式アプリ「Australian ETA」からのみ申請でき、ご本人(またはご家族など)がアプリで申請します。

対象日本などETAの対象国のパスポートで、観光・訪問・短期の商用で渡航する方
できること観光、家族や知人の訪問、会議・商談・視察への参加、3か月以内の勉強(働くことはできません)
滞在できる期間1回の入国で最長3か月
有効期間許可から12か月(パスポートの期限が早ければその日まで)。期間中は何度でも使えます
費用アプリの利用料20豪ドル
申請方法公式アプリ「Australian ETA」から申請(ICチップ付きパスポートと顔写真の撮影が必要)
詳細を見る(条件・費用・申請の流れ・よくある失敗・よくある質問)

1. ETAとは

ETA(subclass 601)は、パスポートにひもづく電子のビザです。観光と商用で種類は分かれておらず、同じETAで観光も短期の商用もできます。ETAは入国を保証するものではなく、到着時に入国審査官が入国できるかを判断します。

2. 申請の条件

  • ETAの対象国(日本など)のICチップ付きパスポートを持っていること
  • 渡航の時点でオーストラリア国外にいること
  • 健康で、犯罪歴などの問題がないこと(該当する質問がある場合は、ETAではなく訪問者ビザが必要になることがあります)
  • 結核などの健康上の問題がないこと
ご注意:ETAは現在、公式アプリからの申請のみです。当社では申請の代行はしていませんが、ETA申請マニュアルで手順をご案内しています。

3. 費用

ご自身で申請する場合アプリの利用料20豪ドル
支払い方法クレジットカードなど

4. 申請の流れ

  1. 公式アプリ「Australian ETA」を入れる
    スマートフォンのアプリストアから入れます。似た名前の非公式アプリに注意してください。
  2. パスポートのICチップを読み取り、顔写真を撮る
    アプリの案内に沿って操作します。
  3. 質問に答え、利用料を支払う
    1人ずつ申請します。
  4. メールで結果を受け取る
    多くは短時間で届きますが、余裕をもって申請してください。

5. その他(短期の出張・報酬を伴う仕事)

  • ETAでできる出張:会議・商談・視察・展示会・研修の受講など、報酬を伴わない短期の商用活動です。
  • ETAでできないこと:機械の据え付け・保守、現地での作業や指導、オーストラリアで報酬を受ける仕事。この場合は、短期特定就労ビザ(400)などが必要です(「5.」)。
  • テレビの撮影・取材:ETAではなく、400または408ビザが必要です(「5.」)。
  • 3か月を超える滞在:訪問者ビザ(600)を申請します(「2.」)。
  • 法人のご担当者さま:駐在員・出張者のビザ、研究者・大学教員のビザもご覧ください。

6. よくある失敗と注意点

  • 非公式のアプリやサイトで申請してしまう:高額な手数料を取るサイトがあります。必ず公式アプリで申請してください。
  • パスポート番号の読み取り・入力ミス:許可の内容がパスポートと一致しているか確認してください。
  • 出張で現地の作業をしてしまう:報酬の有無にかかわらず、作業の内容によっては就労とみなされます。

7. よくある質問

スマートフォンがなくても申請できますか?
アプリでの申請が必要です。家族や知人のスマートフォンからも申請できます。
ETAで出張できますか?
会議や商談など、報酬を伴わない短期の商用であれば、同じETAで出張できます。

出典:オーストラリア内務省「Electronic Travel Authority (subclass 601)」、在日オーストラリア大使館「ETA(電子渡航許可)」ほか(2026年10月確認)。

2.訪問者ビザ(subclass 600)

3か月を超えて観光や家族の訪問をしたい場合や、ETAが使えない場合、オーストラリア国内で滞在を延長したい場合などに申請するビザです。観光(Tourist)、商用訪問(Business Visitor)、家族のスポンサー(Sponsored Family)などの種類があります。

対象3か月を超えて滞在したい方/ETAが使えない方/ビザが必要な国籍の方
できること観光、家族や知人の訪問、短期の商用、3か月以内の勉強(働くことはできません)
滞在できる期間申請内容と審査によって、最長3か月・6か月・12か月など
政府の費用観光(オーストラリア国外から申請):250豪ドル(2026年7月以降の基本料金)
当社の代行料金1人44,000円(税込・政府の費用は別途)。18歳未満・75歳以上の方は55,000円
詳細を見る(条件・費用・申請の流れ・よくある失敗・よくある質問)

1. 訪問者ビザとは

一時的な滞在のための電子ビザです。ETAと違い、政府への申請料がかかり、滞在できる期間は審査の結果で決まります。

  • 観光(Tourist):観光や家族・知人の訪問。
  • 商用訪問(Business Visitor):報酬を伴わない短期の商用。
  • 家族のスポンサー(Sponsored Family):オーストラリアの家族がスポンサーになる訪問。

2. 申請の条件

  • 本当に一時的な訪問であること(帰国する理由:仕事・家族・資産など)
  • 滞在中の費用をまかなえる資金
  • 健康で、犯罪歴などの問題がないこと
  • 年齢や滞在期間によっては、健康診断や医療保険への加入を求められることがあります(高齢の方の長期滞在など)

3. 費用

観光(国外から申請)250豪ドル(2026年7月以降の基本料金)
当社に依頼する場合1人44,000円(税込)。18歳未満・75歳以上の方は55,000円。オーストラリア国内での延長の申請は44,000円(いずれも政府の費用は別途)

4. 申請の流れ

  1. 書類を準備する
    パスポート、資金の証明、在職証明、家族の招待状など。
  2. オンラインで申請し、費用を支払う
    オーストラリア内務省のオンラインの手続き(ImmiAccount)で申請します。
  3. 必要に応じて健康診断を受ける
    指示があった場合は、指定の病院で受診します。
  4. 電子ビザを受け取る
    許可の条件(滞在期間など)を確認します。

5. その他(長期の滞在・退職後の滞在)

  • 12か月の滞在:長い滞在を希望する場合は、その理由と資金を示す必要があります。
  • 退職後の長期滞在:投資退職者ビザ(405)は新規の受付を終えています。退職後の滞在は、訪問者ビザなどで検討します(「8.」)。

6. よくある失敗と注意点

  • 滞在の理由や資金の説明が足りない:長期の滞在ほど、理由と資金の証明が大切です。
  • 「滞在延長不可(8503)」の条件:この条件がつくと、オーストラリア国内でほかのビザを申請できません。

7. よくある質問

ETAで3か月滞在したあと、続けて滞在できますか?
オーストラリア国内で訪問者ビザを申請できる場合がありますが、条件によっては認められません。早めにご相談ください。

出典:オーストラリア内務省「Visitor visa (subclass 600)」、ビザ料金表(2026年7月)ほか(2026年10月確認)。

3.学生ビザ(subclass 500)/ガーディアンビザ(590)

オーストラリアの教育機関で3か月を超えて勉強する場合に必要なビザです。入学許可(CoE)、留学生保険(OSHC)、英語力や資金の証明などが必要で、「本当に勉強するための渡航であること(Genuine Student)」も審査されます。18歳未満の留学生に親などが同行する場合は、ガーディアンビザ(590)を申請します。

対象オーストラリアの教育機関から入学許可(CoE)を受けた方
できること就学。コースが始まったあとは、学期中は2週間で48時間まで、休暇中は時間の制限なく働けます
政府の費用2,500豪ドル(語学コースのみの場合は2,050豪ドル)。ガーディアンビザ(590)も2,500豪ドル
主な条件入学許可(CoE)/留学生保険(OSHC)/英語力/資金の証明/Genuine Student(本当に勉強するための渡航であること)
当社の代行料金1人44,000円(税込)、18歳未満の方は55,000円、ガーディアンビザは44,000円(政府の費用は別途)
詳細を見る(条件・費用・申請の流れ・よくある失敗・よくある質問)

1. 学生ビザとは

大学・専門学校(TAFEなど)・語学学校・中学高校などで、3か月を超えて勉強するためのビザです。3か月以内の短い勉強であれば、ETAや訪問者ビザで受けられます。

最新のルールについて:学生ビザは近年ルールの変更が続いています。2026年10月2日からも、オーストラリア国内でのビザの切り替えや家族の帯同に関する新しいルールが始まっています。申請前に最新の情報をご確認ください。

2. 申請の条件と必要な書類

  • 教育機関の入学許可(CoE)
  • 留学生保険(OSHC)への加入(滞在する期間すべて)
  • 英語力の証明(コースや状況により必要)
  • 学費・生活費・渡航費をまかなえる資金の証明
  • Genuine Student(本当に勉強するための渡航であること)の質問への回答
  • 18歳未満の方は、親との同居、または学校が認めた滞在先と保護の体制

3. 費用

学生ビザ(500)2,500豪ドル(語学コースなどのみの場合は2,050豪ドル)
ガーディアンビザ(590)2,500豪ドル
そのほか授業料、留学生保険(OSHC)、健康診断など
当社に依頼する場合1人44,000円(税込)、18歳未満の方は55,000円、ガーディアンビザは44,000円。上記の政府の費用は別途

4. 申請の流れ

  1. 学校を決め、入学許可(CoE)を受ける
    授業料の一部を払うと発行されます。
  2. 留学生保険(OSHC)に加入する
    滞在期間すべてをカバーします。
  3. オンラインで申請し、費用を支払う
    資金の証明やGenuine Studentの回答を提出します。
  4. 必要に応じて健康診断を受け、電子ビザを受け取る
    許可の条件(就労時間など)を確認します。

5. その他(アルバイト・未成年の留学・家族)

  • アルバイト:コースが始まったあとは、学期中は2週間で48時間まで、学校の休暇中は時間の制限なく働けます。
  • 18歳未満の留学:親がガーディアンビザ(590)で同行するか、学校が認めた滞在先と保護の体制が必要です。
  • 家族の同行:配偶者や子どもを含めて申請できる場合があります(2026年10月からルールの変更あり)。

6. よくある失敗と注意点

  • Genuine Studentの説明が弱い:なぜその学校・コースなのか、将来どう生かすのかを具体的に書いてください。
  • 保険の期間が足りない:留学生保険は、ビザの期間すべてをカバーする必要があります。
  • 働ける時間を超える:学期中の就労時間を超えると、ビザの取り消しにつながることがあります。

7. よくある質問

3か月の語学留学でも学生ビザは必要ですか?
3か月以内であれば、ETAや訪問者ビザで勉強できます。
ワーキングホリデーと学生ビザのどちらがよいですか?
働くことが中心ならワーキングホリデー(勉強は4か月まで)、資格や学位を取りたい方や長く勉強したい方は学生ビザが向いています。

出典:オーストラリア内務省「Student visa (subclass 500)」、ビザ料金表(2026年7月)ほか(2026年10月確認)。

4.ワーキングホリデービザ(subclass 417)

18〜30歳の日本国籍の方が、オーストラリアで働きながら12か月滞在できるビザです。指定の地域・仕事で一定期間働くと、2年目・3年目のビザを申請できます。

対象日本国籍で、申請時に18〜30歳の方(扶養する子どもを同伴しないこと)
できること働く(同じ雇用主のもとでは原則6か月まで)、最長4か月の勉強
滞在できる期間入国から12か月(ビザの許可から12か月以内に入国)
政府の費用1年目:840豪ドル/2年目・3年目:1,000豪ドル(2026年7月以降の基本料金)
必要な資金5,000豪ドル程度と、帰りの航空券(または購入できる資金)
2年目・3年目1年目に指定の仕事を3か月(88日)以上→2年目/2年目に6か月(179日)以上→3年目
当社の代行料金1人44,000円(税込・政府の費用は別途)
詳細を見る(条件・費用・申請の流れ・よくある失敗・よくある質問)

1. ワーキングホリデーとは

日本とオーストラリアの若い方の交流のための制度で、休暇を楽しみながら、滞在費をまかなうために働くことができます。日本国籍の方は、オンラインで申請します。

2. 申請の条件

  • 日本国籍で、申請時に18〜30歳であること
  • 扶養する子どもを同伴しないこと
  • 5,000豪ドル程度の生活費と、帰りの航空券(または購入できる資金)があること
  • 健康で、犯罪歴などの問題がないこと(健康診断を求められることがあります)
  • 以前に417ビザで入国したことがないこと(1年目の場合)

3. 費用

1年目840豪ドル(2026年7月以降の基本料金)
2年目・3年目1,000豪ドル
必要な資金5,000豪ドル程度+帰りの航空券
当社に依頼する場合1人44,000円(税込)。上記の政府の費用は別途

4. 申請の流れ

  1. パスポート・資金の証明を準備する
    パスポートの残りの期間も確認します。
  2. オンラインで申請し、費用を支払う
    オーストラリア内務省のオンラインの手続き(ImmiAccount)で申請します。
  3. 必要に応じて健康診断を受ける
    指示があった場合は、指定の病院で受診します。
  4. 電子ビザを受け取り、12か月以内に入国する
    許可の条件を確認します。

5. その他(2年目・3年目のビザ)

  • 2年目:1年目に、指定された地域で、農業・漁業・林業・建設などの指定の仕事を3か月(88日)以上すると申請できます。
  • 3年目:2年目に、指定の仕事を6か月(179日)以上すると申請できます。
  • 日数の数え方:フルタイムで働いた日を数える方法などがあり、給与明細や雇用主の証明が必要です。
  • 同じ雇用主:同じ雇用主のもとで働けるのは、原則6か月までです(一部の例外あり)。

6. よくある失敗と注意点

  • 指定の地域・仕事の確認不足:働いた場所の郵便番号や仕事の内容が条件に合っていないと、日数に数えられません。
  • 日数の証明が足りない:給与明細や雇用主の証明を、働いている間からそろえてください。
  • 許可から12か月以内に入国しない:ビザが使えなくなります。

7. よくある質問

31歳になる前に申請すれば大丈夫ですか?
申請時に30歳であれば申請できます。入国は、許可から12か月以内にしてください。
ワーホリのあと学生ビザに切り替えられますか?
条件を満たせば申請できる場合があります。最近はルールの変更が多いため、ご相談ください。

出典:オーストラリア内務省「Working Holiday visa (subclass 417)」、ビザ料金表(2026年7月)ほか(2026年10月確認)。

5.就労ビザ(482 Skills in Demand・400・407・408)

オーストラリアで働くためのビザの中心は、雇用主のスポンサーのもとで働くSkills in Demand(SID)ビザ(482)です。短期の専門的な作業には400ビザ、研修には407ビザ、研究・スポーツ・芸能などの活動には408ビザがあります。

482 Skills in Demand雇用主のスポンサーで最長4年働けるビザ(2024年12月7日に旧TSSビザから改正)。3つの区分:Core Skills/Specialist Skills/Labour Agreement
400 短期特定就労機械の据え付け・保守など、短期で継続しない専門的な作業。原則最長3か月(場合により6か月)
407/408407:職場での研修/408:研究、スポーツ、芸能・撮影など特定の活動
政府の費用482:4,015豪ドル、407:535豪ドル(2026年7月以降の基本料金。482は雇用主側の費用も必要)
当社のサポート料金内容に応じてお見積り(ご相談は無料です)
詳細を見る(条件・費用・申請の流れ・よくある失敗・よくある質問)

1. 就労ビザの種類

  • 482 Skills in Demand(SID):雇用主のスポンサーのもとで働くビザです。職種リストや給与の基準に応じて、Core Skills(中核技能職)、Specialist Skills(高度専門職・高い給与の基準)、Labour Agreement(雇用主との労働協定)の3つの区分があります。
  • 400 短期特定就労(Short Stay Specialist):機械の据え付け・保守など、短期間で継続しない高度に専門的な作業のためのビザです。
  • 407 研修:職場での実地研修や、専門的な能力開発の研修に参加するためのビザです。
  • 408 一時活動:大学・研究機関での研究、スポーツ、芸能・撮影など、特定の活動のためのビザです。

2. 482ビザの主な条件

  • 承認を受けた雇用主(スポンサー)からの指名
  • 対象の職種で、原則1年以上の関連する職歴
  • 職種に必要な技能・資格(職種によっては技能評価)
  • 英語力
  • 市場の相場以上で、所得の基準を満たす給与
家族について:482ビザは配偶者と子どもを含めて申請でき、同行する家族の就労・就学に制限はありません。

3. 費用

482 Skills in Demand4,015豪ドル(本人の基本料金。雇用主の指名・技能向上のための負担金などが別に必要)
407 研修535豪ドル
400・408活動の内容や区分によって異なります
当社に依頼する場合内容に応じてお見積り(上記の政府の費用は別途)

4. 申請の流れ(482の例)

  1. 雇用主がスポンサーの承認を受ける
    すでに承認を受けている雇用主もあります。
  2. 雇用主が職種と本人を指名する
    給与や仕事の内容が審査されます。
  3. 本人がビザを申請する
    職歴・資格・英語力の証明などを提出します。
  4. 許可を受け、渡航する
    許可の条件(雇用主・職種)を確認します。

5. その他(撮影・スポーツ・競馬・永住へのつながり)

6. よくある失敗と注意点

  • ETAで現地の作業をする:据え付け・保守・指導などは、ETAではできません。
  • 職種と仕事の内容が合っていない:指名した職種と実際の仕事が一致している必要があります。
  • 短期の作業なのに準備が遅れる:400ビザも審査に時間がかかることがあります。

7. よくある質問

日本の会社からオーストラリアの子会社に出向します。
多くの場合、482ビザです。期間や仕事の内容によっては、400ビザなどになることもあります。
数日間、機械の据え付けに行きます。
ETAではできず、400ビザが必要です。早めにご相談ください。

出典:オーストラリア内務省「Skills in Demand visa (subclass 482)」「Short Stay Specialist visa (subclass 400)」、ビザ料金表(2026年7月)ほか(2026年10月確認)。

6.パートナービザ・婚約者ビザ・家族のビザ

オーストラリア国籍・永住権を持つ方(または条件を満たすニュージーランド国籍の方)の配偶者・事実婚のパートナーや婚約者、親、子どもなどのためのビザです。パートナービザは、まず一時的なビザが出て、その後永住ビザに進む二段階の仕組みです。

パートナービザオーストラリア国内から申請:820→801/国外から申請:309→100
婚約者ビザ(300)オーストラリアで結婚するためのビザ。許可から9〜15か月以内に結婚し、パートナービザへ切り替え
政府の費用パートナービザ・婚約者ビザ:11,710豪ドル(2026年7月以降の基本料金)
事実婚の場合原則として12か月以上の関係(同居)の証明が必要
当社のサポート料金内容に応じてお見積り(ご相談は無料です)
詳細を見る(条件・費用・申請の流れ・よくある失敗・よくある質問)

1. ビザの種類

  • パートナービザ(820/801・309/100):結婚している、または事実婚の関係にある方のビザです。最初に一時的なビザ(820・309)が出て、条件を満たすと永住ビザ(801・100)に進みます。
  • 婚約者ビザ(300):オーストラリアで結婚する予定の婚約者のためのビザです。
  • 親・子ども・その他の家族のビザ:種類が細かく分かれ、審査に長い時間がかかるものもあります。

2. パートナービザの主な条件

  • あなたとパートナーがどちらも18歳以上であること
  • 結婚している、または事実婚の関係にあること(事実婚は原則12か月以上の関係。州などに関係を登録している場合などは例外あり)
  • 本当で続いている関係であること
  • パートナーがスポンサーになれること(スポンサーになれる回数や期間に制限があります)
  • 健康診断・警察の証明書の提出

3. 費用

パートナービザ(820/801・309/100)11,710豪ドル(2026年7月以降の基本料金)
婚約者ビザ(300)11,710豪ドル
そのほか健康診断、警察の証明書(日本の場合は犯罪経歴証明書)、書類の翻訳など
当社に依頼する場合内容に応じてお見積り(上記の政府の費用は別途)

4. 申請の流れ(パートナービザ)

  1. 関係を示す書類をそろえる
    同居・家計・交友関係・関係の約束(4つの観点)を示す書類を準備します。
  2. オンラインで申請し、費用を支払う
    一時的なビザと永住ビザを同時に申請します。
  3. 一時的なビザを受け取る
    審査の結果、まず一時的なビザが出ます。
  4. 永住ビザの審査を受ける
    原則として申請から約2年後に、関係が続いていることを確認して審査されます。

5. その他(婚約者ビザ・家族のビザ)

  • 婚約者ビザ(300):2人とも18歳以上で、直接会ったことがあり、結婚する意思があることが条件です。許可の期間内(通常9〜15か月)に結婚し、パートナービザ(820/801)を申請します。
  • 親のビザ:拠出金を払うタイプ(早く審査される)と、払わないタイプ(非常に長い待ち時間)があります。

6. よくある失敗と注意点

  • 関係を示す証拠が偏っている:同居・家計・交友関係・関係の約束の4つの観点から、バランスよく書類をそろえてください。
  • 事実婚の期間が足りない:事実婚の場合は、原則12か月以上の関係が必要です。
  • スポンサーの条件を確認していない:過去にパートナーのスポンサーになったことがある場合は、制限があります。

7. よくある質問

オーストラリア人と日本で結婚しました。
日本から(国外から)パートナービザ(309/100)を申請できます。オーストラリアに住んでいる場合は、国内から(820/801)申請する方法もあります。

出典:オーストラリア内務省「Partner visa」「Prospective Marriage visa (subclass 300)」、ビザ料金表(2026年7月)ほか(2026年10月確認)。

7.技術系永住ビザ(189・190・491)と雇用主指名の永住ビザ(186・494)

これまでの経歴を点数にするポイント制の永住ビザ(189・190・491)と、雇用主の指名で申請する永住ビザ(186)・地方の暫定ビザ(494)があります。ポイント制では、合格点の65点以上を取り、関心表明(EOI)を出して招待を受けると申請できます。

ポイント制189(スポンサーなし)/190(州・準州の指名)/491(地方での暫定ビザ)
主な条件45歳未満/対象の職種の技能評価/英語力(Competent以上)/合格点65点以上(実際の招待はそれより高い点数が多い)
雇用主指名186(永住)/494(地方の暫定ビザ)。482ビザから186への切り替えが多い
政府の費用189:6,135豪ドル、190・491・186:6,140豪ドル(2026年7月以降の基本料金)
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1. ビザの種類

  • 189 技術独立:スポンサーなしで申請する永住ビザです。
  • 190 州・準州指名:州・準州政府の指名を受けて申請する永住ビザです。
  • 491 地方の暫定ビザ:地方に住んで働く暫定ビザで、条件を満たすと永住ビザ(191)に進めます。
  • 186 雇用主指名:オーストラリアの雇用主の指名を受けて申請する永住ビザです。482ビザで働いた方の切り替えに多く使われます。
  • 494 地方の雇用主指名の暫定ビザ:地方の雇用主がスポンサーになる暫定ビザです。

2. ポイント制の主な条件

  • 申請の招待を受けた時点で45歳未満であること
  • 対象の職種リストにある職種で、技能評価に合格していること
  • 英語力(Competent English以上)
  • 年齢・英語力・職歴・学歴などを点数にして、合格点の65点以上を取ること
ポイントテストの見直し:ポイントの配点は、政府による見直しが進められており、今後変わる予定です。

3. 費用

1896,135豪ドル
190・491・1866,140豪ドル
そのほか技能評価、英語の試験、健康診断、警察の証明書など
当社に依頼する場合内容に応じてお見積り(上記の政府の費用は別途)

4. 申請の流れ(ポイント制)

  1. 職種を決め、技能評価を受ける
    職種ごとに評価機関が決まっています。
  2. 英語の試験を受ける
    点数が高いほどポイントが上がります。
  3. SkillSelectで関心表明(EOI)を出す
    190・491は、州・準州への申請も必要です。
  4. 招待を受けて、60日以内に申請する
    書類をそろえてオンラインで申請します。

5. その他(就労ビザから永住へ)

  • 482から186へ:482ビザで同じ雇用主のもとで一定期間働くと、雇用主の指名で186ビザを申請できる場合があります。
  • 地方からの永住:491・494ビザで地方に住んで働くと、永住ビザ(191)に進める道があります。

6. よくある失敗と注意点

  • 合格点を取れば招待されると思う:65点は最低限で、職種によっては大きく上回る点数が必要です。
  • 技能評価の職種と経歴が合わない:職歴の内容が評価機関の基準に合っている必要があります。
  • 年齢の上限:招待を受けた時点で45歳以上だと申請できません。

7. よくある質問

日本に住んだまま永住ビザを申請できますか?
189・190・491は国外からも申請できます。点数と職種が大切です。

出典:オーストラリア内務省「Skilled Independent visa (subclass 189)」ほか、ビザ料金表(2026年7月)(2026年10月確認)。

8.事業・投資・退職者のビザ

オーストラリアで起業や投資をする方向けの「ビジネス革新・投資プログラム(188・888・132)」は、2024年7月に新規申請の受付を終了しました。現在は、優れた実績を持つ起業家・投資家・研究者などを対象にしたNational Innovation Visa(858)があります。退職者向けの投資退職者ビザ(405)も新規の受付を終えています。

ビジネス革新・投資(188・888・132)2024年7月に新規申請の受付を終了
National Innovation Visa(858)優れた実績を持つ起業家・投資家・研究者・スポーツ選手・芸術家などの永住ビザ。関心表明(EOI)をして招待を受けた方が申請
投資退職者ビザ(405)新規申請の受付は終了(すでに持っている方の更新などに限る)
政府の費用858:6,235豪ドル(2026年7月以降の基本料金)
当社のサポート料金内容に応じてお見積り(ご相談は無料です)
詳細を見る(条件・費用・申請の流れ・よくある失敗・よくある質問)

1. 制度の状況

  • ビジネス革新・投資プログラム:起業家・投資家向けの188・888・132ビザは、2024年7月に新規申請の受付を終えました。
  • National Innovation Visa(858):旧Global Talentビザに代わる制度で、国際的に認められた優れた実績を持つ方が対象です。
  • 退職者のビザ:投資退職者ビザ(405)は新規の受付を終えています。

2. National Innovation Visa(858)の主な条件

  • 職業・スポーツ・芸術・学術・研究などの分野で、国際的に認められた優れた実績があること
  • オーストラリアにとって価値のある人材であること
  • その分野で国際的な評価がある方などの推薦(ノミネーション)
  • 関心表明(EOI)を出し、招待を受けること

3. 費用

8586,235豪ドル(2026年7月以降の基本料金)
当社に依頼する場合内容に応じてお見積り(上記の政府の費用は別途)

4. 申請の流れ(858の例)

  1. 実績の資料を整理する
    受賞歴、論文、事業の成果などをまとめます。
  2. 推薦者を決める
    その分野で国際的な評価がある方などに推薦してもらいます。
  3. 関心表明(EOI)を出す
    招待を待ちます。
  4. 招待を受けて申請する
    書類をそろえてオンラインで申請します。

5. その他(退職後の滞在・ほかの方法)

  • 退職後の長期滞在:訪問者ビザ(600)の長期滞在など、ほかの方法を検討します(「2.」)。
  • 州の制度:州によっては、事業や投資に関わる人材を州指名の永住ビザ(「7.」)で受け入れる場合があります。

6. よくある失敗と注意点

  • 古い情報で準備する:188ビザなどはすでに受付を終えています。数年前の情報で準備しないでください。
  • 858を「投資すれば取れるビザ」と思う:858は投資額ではなく、優れた実績で選ばれるビザです。

7. よくある質問

投資すれば永住権を取れますか?
現在、投資額だけで申請できる連邦の制度はありません。状況に合わせてほかの方法をご案内します。

出典:オーストラリア内務省「National Innovation visa (subclass 858)」「Business Innovation and Investment program」、ビザ料金表(2026年7月)ほか(2026年10月確認)。

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このページの監修者
高橋 克哉(株式会社ビューグラント 代表取締役)
JTBグループ(サイパン)、近畿日本ツーリストグループ(シドニー)、オーストラリアの移民法律事務所、留学エージェントの日本ブレーンセンターでの勤務を経て、2010年に株式会社ビューグラントを設立。申請は用途に応じて有資格者が対応します。
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