基本条件としては、申請時にオーストラリア国外におり、他に有効なオーストラリアのビザを持っていない(観光用・短期商用ETASを除く)ことを前提としていれば申請することができます。
ETASはオーストラリア国内からの申請は認めていないのですが、日本から申請しなくてはいけない訳ではありません。オーストラリア国外であればどこの国からもで申請は可能です。
ETASのご利用条件と申請資格について
ETASは他に有効なオーストラリアのビザを持っている場合には申請することができません。例えば学生ビザやワーキングホリデービザの有効期限が残っていたりするようなケースです。
この場合には、お持ちのビザが失効した後にETASを申請すれば問題はありません。又は、現在お持ちのビザをe600と呼ばれるビザで上書きすることで観光ビザのステータスに変更することも可能です。
但し、注意しなければならないのは、e600は観光目的でのみ利用できるため、短期商用目的の場合には適用されません。また申請費用が約1万円程度かかること、審査には最長1週間程度かかることなどがありますので申請時にはご注意ください。
個人、申請代行問わず申請する場合、以下、全ての条件を満たしている必要があります。
ETAS利用対象国籍
日本や韓国等のパスポートを持っていること(下記参照) 及び残存期間が滞在日数以上あること(※オーストラリアを出国する日まで有効であれば構いません)
渡航目的
観光、親族や知人の訪問、商談、会議、視察、イベント参加などであること
滞在日数
オーストラリアの滞在日数が3ヶ月以内であること
健康状態及び過去の犯罪歴
健康で犯罪歴がないこと(例:結核では無いこと、執行猶予を含めて1年以上の禁固・懲役判決を受けていないこと)
その他
現在、他にオーストラリアの有効なビザを持っていないこと、オーストラリア国外からの申請であること (日本以外の国でも可能です)
ETAS対象国籍リスト
オーストラリアの観光、短期商用の電子ビザには幾つか種類があります。それぞれ申請者の国籍により申請するビザのカテゴリーが異なってきますので、以下をご確認の上、適切なビザをご判断ください。(日本国籍の場合には、ETAS、e600それぞれ申請が可能です。)
ETAS(Visitor)(Subclass 601)電子入国許可システム ※ETASです
(A)豪州政府入国許可システムの利用が可能な国籍リスト
(B)代理店を経由してETASの取得が可能な国籍リスト
※香港の方はHKDIでは申請はできません。香港のパスポートが必要です。
※台湾の方は台湾国内の旅行代理店又は台湾国外のオーストラリア大使館にてお手続きができます。
eVisitor(Subclass 651) 主に欧州国籍保持者向けの電子入国許可システム
(C)eVisitor申請が可能な国籍
Tourist visa(Subclass 600) 滞在日数は3,6,12カ月から選択
(D)e600申請が可能な国籍