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コラム:オーストラリアとゴルフ

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海外生活経験の長いスタッフによる海外生活や海外旅行、ビザに関するコラム。テーマは自由ですが、日々気になることから、役立つ情報など様々な情報を御提供致します。

オーストラリアとゴルフ

■ゴルフを楽しむ素敵な姿勢

日本の女子プロゴルフ大会で15歳のアマチュアゴルファーがツアー初優勝を飾りました。非常にのびのびとゴルフを楽しんでプレーしているようにみえ、見ているこちらまで楽しくなる、そんな素敵なプレーでした。

最近の10代は堂々としているとテレビのコメンテーターも行っていましたが、彼女は最終日の17番ホールで、ティーショット前におにぎりをほうばり、おにぎりを口にいれたままドライバーを振り、フェアウェイをしっかりキープ。或る意味、感動的でもあります。

日本のスポーツ、とくにプロの世界と言えば辛い、厳しいというイメージがあります。プロなんだから勝負にこだわれとか、少しでも笑顔がこぼれたら、もっと真剣にやれとか。見ているこちらまで息苦しくなるような緊迫感があったりします。もちろんそれはそれで良いのですが、ゴルフのようなメンタルなスポーツでは少しぐらい気持ちに余裕を持ち、笑顔がこぼれるくらいの方が良い結果につながるような気もします。


■ゴルフは気軽なスポーツです

ゴルフ

実はオーストラリアはゴルフ大国なんです。有名なゴルファーといえばグレッグノーマン、最近では世界ランキング2位のアダムスコット、女子ではカーリーウェブなど。

私もオーストラリアに住んでいた時にはゴルフを楽しんでいました。驚くのはプレーフィーが安いこと。有名なゴルフ場もあればパブリック(公営)もあります。

パブリックコースなどはプレーフィーが20ドル(2000円)程度ですから、子供から高齢者まで気軽に楽しんでいます。初心者でも気軽に楽しむことができるスポーツがゴルフなのです。

日本は土地が狭いですから、そういう訳にはいかないと思いますが、それでも気持ちだけは気軽に楽しめるスポーツとしてゴルフの人気が高まると良いと思います。

スコアや打ち方など気にせず、皆さん思うがまま、好きなようにクラブを振り、ボールを追いかけ、雑談しながら楽しんでいます。ナイスショットに沸き、OBに笑い、そんな素敵な休日の過ごし方をしているのです。

ところで、スコアが100を切るにはどうしたらよいのでしょうかと、すっかり日本人ゴルファーになってしまった私ですが。もう一度昔を思い出しオージーゴルファーの感覚に戻してゴルフを楽しみたいと思います。

近い将来、オーストラリアゴルフ三昧ツアーでも作ろうと思います。ETASの滞在ギリギリの3カ月間をオーストラリア全土のゴルフ場をめぐるツアーです。プロゴルファーのツアーみたいで楽しそうですね。